コレクションの中には宗像志向の作品や見返り美人等の日本画が書かれた切手シートもあります。

父は仕事をしていたので、切手を購入するのは主に母の役目だったようですが車の運転ができない母は幼い私を背負って郵便局へ通ったそうです。

コレクションの中にはきっと雨や雪に当たったのであろう一部が濡れてヨレヨレになってしまっている物や、インクがにじんでしまっている物もあります。

きっと保存状態の点からも記念切手シートとしての価値はほぼ無いに等しいとは思いますが、我が家にとっては思い出のたくさんつまった品物です。

いつの頃からか私も手紙は書く機会が減り、全ての連絡や近況報告はメールでのやり取りがほとんどになってしまいました。

それでも時々何かのついでに郵便局に立ち寄った際に可愛いらしいキャラクターや綺麗な風景の印刷された切手を見ると、使うあても無いのに買ってしまうことがあります。

そうしてそんな切手を眺めながら実家にある切手シートのことを思い出しては

昔実家に住んでいた頃の事を思い出すのです。

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